実験の例

パソコンとメモ帳

構造解析や流体解析、それをパソコン上のCAEソフトによって行うとなると実際に様々な実験を行うことができます。
例えば、テーブルの上に物をおいて荷重がかかった際に、どのような変化が起きているのかを試算できます。
サスペンションも同じように、動作環境下でどのような変化が起きているのかを確認できます。
この時の力の大きさは自由自在に調整できるため、様々な条件下での試算が可能です。
圧力のみならず、熱による歪みや慣性による荷重から起こる変化も知ることができます。

経験者がいない場合

流体解析

これまで構造解析や流体解析を行ったことがないという場合は、無理にこれから自社でその技術を導入することはありません。
なぜならば、まずそのために必要なCAEソフトを操るためのノウハウを獲得する必要があります。
その上で、ソフトを操りつつFEMによる実験を行って、実験そのもののノウハウを蓄積して知識にしていく必要があります。
それが実用レベルに達するにはかなりの時間が必要で、そのために時間を割くぐらいならばいっそ諦めたほうが効率が良いことも有ります。

それでも経験を重ねたい場合はソフト自体も使いやすくなっていますし、様々なセミナーが有りますが時間がかかることへの覚悟は必要です。
操作者には高い経験値と知識が必要だといわれています。
そういった時間をカットするならば、専門家に外注するほうが良いです。

現行の製品に起こっている不具合や現状を改善するための調査や、新製品に関わる強度などにきちんと説得力を持たせたい。
そう考えるならばやはり構造解析などを行う必要性は有ります。
ですから、専門コンサルタントにそのシミュレーションを委託するのです。

それを行うことによって、まずターゲットとなる商品に関する現状の計算結果が明確にわかります。
図式化されたデータを獲得できるため、全く知識がない人にとってもわかりやすい解説ができます。
それによって、現状の問題点やメリットの説得力を増強できるといえます。

さらに、自分たちで出来なかったシミュレーションが可能になることで実験にかかるコストがカットできるなど、多くの外注メリットが有ります。

依頼する場合の注意

パソコン

構造解析や流体解析を外部コンサルタントに依頼する場合は、その計算能力は業者によってバラバラだということを心得ておく必要があります。
少なくとも、計算力学技術者の資格を保有している業者に相談すれば一定の品質での検証を行ってもらうことが出来るでしょう。

資格による能力保障

定規

構造解析や流体解析を行うということは、CAEソフトを駆使することによって図面やCADによる立体データから検証を行うということです。
それにあたっては、本人の学術的知識を始めとして、CAEに必要なソフトの操作能力などの様々な部分で高いレベルであることが求められます。
かと言ってそれは、口頭で出来るできないを伝えられるものではありません。
ですから、計算力学技術者と呼ばれる資格を取得することは重要です。
それによって、自分が解析したものが、確かな品質であることを保証することが出来るようになります。
また、能力の向上にも繋がるため製品開発を行うにあたっての検証効率などが上がるといえます。
同時に、理論的な部分も強化されるため商品の品質向上にも繋がります。

よって、この資格を取得することによって自身の持つ研究技術に対する客観的で正しい評価を獲得することができます。
初級・2級・1級・上級アナリストと呼ばれるランクに分かれているこの資格は、基本的な解析を行う能力から、高いレベルの能力を持つことの保証ができるものまでランクが有ります。
2014年現在、まだまだ合格者はすべての段位を合わせても3000人程度のニッチな資格であり、今のうちに取得しておくことが望ましいです。